【書評】「THE21 感情に振り回されないメンタルの作り方」〜メンタルについて、様々なヒントを得ました〜

「私はメンタルが強いのか?弱いのか?」と自問自答した時、「強くもないが、弱くもない」という答えが自分の中にありました。

事柄による部分もありますが、私は自分の中で、怒りやすい部分もあり、結構感情に振り回されているな、と思いました。

そんな中で、ふと本屋に寄った時、この雑誌特集がされていたので、手に取ってみました。

はじめに

メンタルも病気とかリスクとかもそうなのですが、まずは何事も「知ることが第一歩」だな、と最近強く感じます。

「詰め込み教育は良くない。今は考える教育が重要だ。」と言われてゆとり教育は始まりましたが、やはりそもそもベースとなる知識がないと、考えることができないと思います。

メンタルの部分は特に目に見えないので、自分で自分のことを知ること、モニタリングすることが本当に大切になってくるな、と思いました。

メンタル特集なので、色々な手法や記事が紹介されてはおりましたが、上記の問題意識で読んでいって私の目が止まったところについて紹介していきます。

ノートによる感情コントロール術

まず最初に目を引いたのが、ノートによる感情コントロール術です。今回の特集の中で、私は、一番興味深く感じました。

大嶋さん(26頁)の記事によれば、2種類のノートの書き方があるが、このような形で、自分の感情を分析することが大切であるとのことでした。

①クリアリングノート

左ページに自分の感じた感情をひたすら書き出す
一旦ノートを閉じ、心を落ち着かせる
再びノートを開き、賢者になったつもりで、自分に対するアドバイスを書き込む

②ロジカル分析ノート

出来事を書く
感じた感情を書く
なぜそう感じたかを書く
その原因を「だから何?」「それはなぜ?」で深める。
その解決策を書く

ということです。
いずれにせよ、自己分析が何より大切であるということを学びました。
一旦ノートを閉じ、時間を置いてもう一度見つめ直すことで、気づきが得られるんだな、ということと、しっかり記録することがやはり大切なんだな、と思い至りました。

私は、ノート管理が得意ではなく、一元化ノート的に使ってしまうので、ほとんどがメモと化することから、手帳管理型にしますが、「自分に対するアドバイス」という観点で時間を置いて見ることは、もっとした方がいいな、と自省しました。

自己肯定感を高めること

次に関心を持ったのが、自己肯定感を高めることが大切であるという、三浦さん(28頁)の特集でした。

三浦さんによれば、
・自己肯定感が高いと、クヨクヨせず、再チャレンジする。その能力はレジリエンス(心のしなやかさ)にも関係している。

・自己肯定感と自信は似ているようだが、別物。

・自信は、他者よりも秀でている部分を認識することで生まれる相対的なもの。対して、自己肯定感は比較を伴わない。

・自己肯定感を土台にして、その上に自信を積み重ねることが大切。

ということでした。自己肯定感の定義があまりされていないなあ、とぼんやり思っていたことと、自信と自己肯定感って似てないか・・・と思っていたため、その理解が進みました。

そして、クヨクヨせず、どんどん挑戦していくことが何より大切なことなんだなあ、と理解し、挑戦し続けることを信条にしよう、と決意を新たにしました。

なお、自信は自分の過去との振り返りからでも感じていくことができるので、必ずしも他者との比較は必須ではないとは思います。

他方で、他者と比較した方が、自信を感じることが容易であるのは事実ではあるので、そこまで表立ってコメントすることではないかもしれません。

感情の方程式

これは、「この物差しがあると確かに理解しやすいな」と驚いた記載です。臨床心理士の関屋さん(34頁)によれば、感情はこのような整理ができるそうです。

怒り→大事なもの×傷つけられる
悲しみ→大事なもの×失う
落ち込み→過去の失敗×エネルギー切れ
不安→未来のこと×わからない

雑誌に詳しい例示はありますが、私の場合でいえば、大切なものが傷つけられた時に怒りを感じると定義づければ、確かに思い出す限り全ての感情が説明できることが分かりました。

このように要素分解ができれば、その感情が生じないようにするには、その要素を生じさせないようにすればよいので、より分析的な傾向と対策が立てられるな、と思いました。

素直に勉強になりました。

シングルタスクに集中すること

これは、シングルタスクに集中することはそれはそうなのですが、特に、この僧侶の川野さん(66−67ページ)の特集の中で感銘を受けたのは、その観点から考えた、to doリストの使い方です。

・To doリストは1日で終わらせる前提で作成しないこと

・目の前の仕事に集中するため、ペンディングしている仕事を忘れないために書いておくもの。あくまで備忘録として使う。

・1日のはじめに書いてあることをひたすら紙に書く。そして、次の日に残ったto doを更新し、新たなリストを作成する

私はこれまで、to doリストをたまの日に書くことをしていましたが、続けることができませんでした。

しかし、その原因はまさにここに書いてあるとおりで、私は、1日で終わらせたいと思ってリストを作成していたので、できなかった時にショックに感じてしまい、それで止まっていたのです。

残ったto doは単純に移設すること。この紙はあくまでPであること。
この2つを認識するだけでも、to doリストの見方は変わると思います。

to doリストはまだまだ時折作っているくらいなので、工夫してやれるようにしていこうと思います。本書でそのためのヒントを貰いました。

おわりに

ヒント満載の特集でございました。

まだ本が溜まってしまっているので、今新しいのに手が出せないのですが、感情整理法とか、方法を自分流にアレンジの上、すぐに活かしてみようと思っています。

今回の本はこちら

この記事を書いた人

相羽涼太

相羽涼太

読書、手帳術、旅行記・訪問記・食レポ、ジム(運動、食事)、英語学習などを中心に記事を更新します。

インターネットの登場で、「考える」ことが減りがちな今こそ、自分なりの軸を持って、考え、発信していくことを大切にしたいと考えています。

SF(上位10位、2019年1月現在):慎重さ、収集心、個別化、責任感、自我、指令性、目的志向、自己確信、信念、学習欲

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