書評『プレジデント〜山中教授の自分を変える〜』(2018年7月16日号)

presidenrt

雑誌の読み方がこれまでよく分かりませんでした。

雑誌の内容が論理の飛躍をしているし、分かったようで腑に落ちない。何より面白さを感じない。。。

ただ、読まないと遅れる気がして、多少は読まなきゃな、、くらいの義務感めいたものをもって、時折読んでいました。

そんな中、ある本?話?に、雑誌は知識のカタログであり、そこから面白いと思ったら深めるための取っ掛かりに便利だと書いてありました。

その当時は、そんなものなのかなぁ、と思っていたのですか、この雑誌を読んで言っていることが理解できました。

それぞれ数ページごとに色々な先生が色々と言っています。蛇足情報が多いページもあるが、多くはコンパクトにまとまっており、先生の写真付きで載っています。

また、メインは対談方式で、どういう人か、という人間性も垣間見れます。

こうした感想を読みながら感じ、雑誌の有用性を理解しました。ただ、他方で雑誌はコンパクトに記事がまとめられているがゆえに、本当に無知識な人の入門としての有用性はあまり高くないんだな、と実感しました。

だから雑誌のハードルが高く感じていたのかな、とも思いました。

さて、前段はこのくらいで内容についてでございます。

標題の号については、やはり山中教授×柳井社長の対談記事が秀逸でした。成功者と言われる二人だからこそ、自身の経験から学んだ成功法則を披露頂いています。

例えば、

○柳井:世の中がどうなろうともやっていけるように、人間としての普遍的な能力を高めた方がいいだろうという考え方でやってきた。

○そもそも困難に挑むのは楽しいこと。〜自分の能力を高めて変化を楽しむ、そういう精神が日本人には必要。

○山中:失敗したらどうなるのかを見てみたい気持ちがある。別に命まではかかっていないのだから、それも含めて楽しもうという気持ち。

○成功するとか失敗するとかに関係なく、まず動く。そうしないと、次につながる何かは生まれない。

○柳井:永遠の謎に永遠に挑んでいく。そういう姿勢が大切。

○山中:汗をかき一生懸命働くことと同時に、長期的目標を持つことが大事。

○柳井:「あなたはなぜ生きているんですか」という最終的な問いに行き着く。

といった具合で、名言が連発でありました。

その他も、失敗の原因を徹底的に分析すること。ビジネスとは実践であること。国家的な混乱があった時の経営者の伝記から学ぶことが大切。など、多くの学びを得ました。

こうしたことは、確かにいわゆる自己啓発本に書いてあるはあると思うのですが、実績を上げていると言葉の重みが違うように感じました。

彼らでさえ、能力を日々高めようと切磋琢磨し、更なる挑戦をしている。さもなれば私はやらねばならない。と思わせてくれます。

その後も脳科学的なところから、なりたい自分になるために、ということで特集が続きます。

茂木健一郎氏の特集は分かりやすかったです。新書等メディアに出始めてからの彼の著作の内容の重複に嫌気が指したことがあったのですが、分かりやすく記事にまとめてありました。タイムプレッシャーをかける重要性なぞは知ってはいるのですが、まだ実践に移せていなかったので、まずは今月意識したい事項です。

あとは、

復習のタイミングは試験までの期間を6で割ったくらいの日でやるのがよい、というのは計画を立てる上で助かるアドバイスを頂いたし、

人間の脳は変化を嫌うという性質がある半面、ちょっとずつなら変化を受け入れられる、という記載はうんうん、これを心がけてちょっとずつ変える計画を練っていかないとやれなくなっちゃうな、と想起できました。

最後の方の時計特集は私が読みたい目的に関しない部分なのでスルーしましたが、学びの多い、満足な一冊でありました。

ありがとうございました。

この記事を書いた人

相羽涼太

相羽涼太

読書、手帳術、旅行記・訪問記・食レポ、ジム(運動、食事)、英語学習などを中心に記事を更新します。

インターネットの登場で、「考える」ことが減りがちな今こそ、自分なりの軸を持って、考え、発信していくことを大切にしたいと考えています。

SF(上位10位、2019年1月現在):慎重さ、収集心、個別化、責任感、自我、指令性、目的志向、自己確信、信念、学習欲

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