【動画視聴録】奇跡のレッスン「ラグビー〜エディージョーンズ編〜」

先日、撮り溜めておいた奇跡のレッスンのエディージョーンズ編を見ました。

エディは、かつての日本代表監督で、日本が南アフリカを破るという歴史的快挙をやり遂げ、日本を一時ラグビーフィーバーにした立役者です。

そのエディが番組で高校生に指導していました。

大体高校生を数日教えるだけだと変わらないのが大半ですが、エディの指導は群を抜いていました。本当に凄い人でした。しかもそれが努力で勝ち取ったことだとわかるので、見終わった後、エディを尊敬するようになりました。

ここから心に残った点を中心に言及していきます。

練習の大切さ

エディージョーンズの指導及びコメントを見ていると、練習を大切に考えていることが強く分かります。そして、練習こそが大切であるということを覚えました。これまで練習をそこまで重要視していなかった自分を恥じました。

・全ての時間が上達のチャンスだ。日本一の練習をするチームだけが日本一になれる。

言葉を抜粋すると、他の人も言ってそうな言葉にはなるのですが、実際の指導は凄かったです。練習の質と量が大切だという言葉がありますが、質の重要性については、エディの指導を受けるのが、今一番効果があるんじゃないかと思います。直接指導受けていない自分ですら、色々貰った気がします。

・練習は集中力を切らさず実施することが大切。だから朝と午後とそれぞれ90分で集団練習は終了となる。

ラグビーの試合時間は40分の前後半戦なので、そうなるとプレー時間としては80分ですが、ラグビーはラストワンプレーは相手ボールになったり、ライン外にボールが出たりするまで続けるため、結果として90分程度となるものと計算しているのかもしれません。

あるいは、人間の集中力の最大値の90分というところから取っているのかもしれません。エディーによる説明の時間とかもあるので、集中力を切らさない工夫をしながら練習していた様子が伺えました。

・練習は試合と鏡のようにそっくりにしないといけない。

これも大切なポイントです。「練習のための練習」は何ら意味がない、とエディは断じています。試合は緊張状態にあるので、基本的には練習でしたことしかできないという考えです。

フィードバック

エディコーチのした練習の中で、一番特徴的なのは、この点です。

「気になったプレーはその都度止めて、よかった点は褒め、悪かった点は指摘し、共有していた。」

何よりここの指導が凄かったです。さすが一流と言わざるを得ません。一流たる所以は分析力とパターン認知力の凄さで、指導をする時にかなり高速で頭を動かしているのだと思います。

練習の時、プレーをする(アウトプット)→プレーを止めて指摘する(フィードバック)の流れを繰り返していました。また、基礎がなっていないところ(タックルの入り方など)については、インプットも実施していました。

このプレーを止めて指摘するのが秀逸で、すぐ指摘されるので、本人はどこがいけないのかが明確になるし、次のアウトプットに繋がります。

また、いい点はしっかり「よい」「素晴らしい」と褒めます。他方で気づいたのは、ワザとらしく言葉を紡がなくても、「よい」「素晴らしい」だけで十分という点です。「〇〇(名前)、よい」というだけでも効果があることは、褒めるのが苦手な自分には新しい発見でした。

また、指摘する際にも、まず人格攻撃はしませんし、ほどよい長さで、クイズ形式にしたり、議論させたりして考えさせるようにしています。考えさせて記憶に留めることをさせてから、適切に指導していて、「これは絶対成長するな」と感銘を受けました。

コミュニケーションに関して

コミュニケーションの重要性も学びになりました。

「ラグビーでは、コミュニケーションを常に取る必要がある。ラグビーは状況判断が常に求められるスポーツだが、人とボール両方にフルに集中することはできないから、隣の人と連携して取り組むことが必要。」

私は、残念なことに、スポーツにおけるコミュニケーションの意味がわからないまま、大人になってしまいました。しかし、これを視聴して、「意味のあるコミュニケーション」の意味を知りました。

これはチームプレーでやる仕事も同じだと思います。状況を共有し、コミュニケーションを取ることで、自分1人では限界となる視野を超えて物事を考えることができるようになります。

コミュニケーションが実は大切だ、ということは恥ずかしながら最近気づき始めたのですが、このエディーの指導を受けた高校生がどんどん連携を取って機能的なプレーをしていくのを目の当たりにして、コミュニケーションの重要さが分かりました。

また、「声のエナジー」ということも主張しておられ、声を出していくと勇気が湧いてくるともおっしゃっていました。やってみないと分からないのも事実ですが、これも本当にそうだと思います(これは、発言したから発言者として責任を取ろうとすることも含みます。)。

おわりに

TV番組で、特段離別とかがある訳ではないのに、すごく心が震えました。

エディの指導には、チーム全体指導でありながら、1人1人に真摯に向き合う姿勢がありました。

また、エディージョーンズは誰よりも分析し、勉強し、ここまでの境地にたどり着いたことが伺い知れました。

しかも、この地位にあってすら、「自分はまだまだだ」と謙虚に、でも貪欲に学び続けています。

これまで名前しか知らなかったのですが、本当に凄い人ですね。自分のロールモデルの一人になりました。

参考ウェブサイト

奇跡のレッスン

この記事を書いた人

相羽涼太

相羽涼太

読書、手帳術、旅行記・訪問記・食レポ、ジム(運動、食事)、英語学習などを中心に記事を更新します。

インターネットの登場で、「考える」ことが減りがちな今こそ、自分なりの軸を持って、考え、発信していくことを大切にしたいと考えています。

SF(上位10位、2019年1月現在):慎重さ、収集心、個別化、責任感、自我、指令性、目的志向、自己確信、信念、学習欲

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新の情報をお届けします