樺沢紫苑氏の「ウェブ心理塾」のコンテンツを視聴しました。
このコンテンツは、2018年の大予言として、インターネット全般の将来の動きについて解説されたコンテンツです。
以降に、興味を持った部分のコメントを残していきます。
オープンであれ
予言の中に、「ガラス張りの傾向がより顕著になる」とありました。
私は、そうした世の中は息苦しい世の中ではないか、と思います。本当に「監視社会」化しており、動ける範囲がどんどん狭まっているようにも感じていました。
「昔の方が自由だった」ということもよく聞きますし、そもそも、スマホもどうなのかな、と思っていました。
携帯電話の電話の機能までは便利だと思うのですが、ライン以降は別に無い方が監視されている感が弱まるのでは、と思っています。
現に、コンテンツ中でも、芸能界の不倫報道が多いことに樺沢さんが触れられ、その理由として、動画・写真が簡単に撮れる時代になったことをあげられていました。
密告、内部告発とかがしやすくなったのは事実ではあります。監視社会化もしています。
それでも、樺沢さんが主張されるのは、現実に対応されるためのメッセージでした。
「リテラシーと倫理が大切な時代に突入した」
ということでした。
そもそも、インターネット時代がオープンを求めるメディアであるということを説明され、アメリカの対面販売やガラス張りの調理場の写真を提示され、アメリカがそもそもそういう文化であることを説明されました。
インターネットはアメリカの軍事技術から来ているため、そうした性質を持つことは仕方ないのです。
物理的にオープンであること、人間関係がオープンてあること、情報のオープンの3つのオープンがますます重要になってくるとのことでした。
情報開示、透明化によって、好感度がアップし、安心に繫がる時代に突入したとのことです。
時代を淡々と分析し、自分なりに受け入れ、その性質を上手く活用すべく方策を実施していくという、「今を生きる」姿勢を体現しておられる樺沢さんのスタンスに心を動かされました。
そして、「前の方がいいよ」と思っていた自分(過去に生きていた自分)を反省しました。
音声と動画
これから音声が来る、という話がありました。個人的には、音声が来るかどうかについては、どうかなぁと懐疑的に見ていましたが、以下の整理は得心しました。
–音声はハンズフリーで、ながらで聞けるのでビジネスコンテンツ向け
–動画は、ながらでは聞けないので、時間がある人(学生など)に当てたエンタメ向き
というところです。確かに、YouTubeを見ていると、エンタメ向きのコンテンツが人気であることが分かります。いわゆるユーチューバーも、主に10代に支持を受けて発展しています。彼らは時間が余っているから、こうしたエンタメに時間を使っていく、というのも納得がいきました。
YouTubeはテレビの代替となっているので、ますますこのコンテンツはエンタメの方向性を強めていくことは正しいだろうな、と思いました。
更に、エンタメの方向性もしばらくはなくならなそうで、大人も、仕事の効率化が進んでいる現代において、時間に余裕が出来てきているので、その際にエンタメを見るようになるので、エンタメ勢力は今後ますます強まるのではないかな、とふと思いました。
チームとコミュニティの時代が来る
これは水面下で動きは進んでいるとは思いますが、縦の関係から横の関係がより作られてくることを予言されました。
背景の説明のところの割り切りが凄いな…と思いました。
–テクノロジーは日進月歩で進化する。自分で全部勉強して実践するのは不可能になっている。
–専門家に任せることが大切で、専門家が結集するチームが最強である
つまり、「自分一人でテクノロジーの進歩を追うことはできない。だからこそ専門家の力を借りるべき」という話でして、専門家を活用するという着想を頂きました。
例では陸王とかワンピースが挙げられていました。どちらも専門家集団を主人公がリードしていく話であるので、こうした例が表に出てくる時代になったのだなぁ、としみじみと時代の変化の表れを感じました。
おわりに
将来予測の雑誌とかは正直、好きではないのですがこの予言コンテンツはありうる未来を自分たちにも関係するところから述べられていて、興味を引かれました。
まだまだネット分野は勉強中の身なので、一歩一歩学びを得ていこうと思います。